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大学入試改革

英語は外部民間試験へ

現在の高校1年生が受験生になる2020年度より、センター試験が廃止され大学入試共通テストが実施されます。

英語は共通テストとして英検®、TEAP®、TOEIC®などの外部民間試験が導入される予定です。

移行措置期間は従来型のテストも並行して使用されますが、現在の小学6年生が受験生になる2024年度には英語は民間試験に一本化されることになっています。

 

混迷する大学入試

早稲田大学は政治経済学部などで共通テストと民間試験を利用する入試改革を5月末に発表しました。

東大は4月に民間試験を合否判定に活用する方針を発表しましたが、方針を一転して合否判定には使用しない案を第一選択肢とする、と19日に発表しました。9月ごろまでには基本的な方向性を、年内には具体的な実施方針を決定する予定とされています。

 

東大の4月の発表も3月の発表を覆したものであり、方針が二転三転しています。国立最高峰の東大がこの状況なので、今後しばらくは状況を見守る必要がありそうです。

 

どんな試験にも対応できる英語力を

2年後に迫る入試改革の方針が定まらないのは、受験生や保護者にとっては大きな不安です。

しかしながら、英語に関してはどの方向に転んでも重要科目として高いレベルを要求されることに変わりはないでしょう。

どの試験を受けることになっても、今のうちからゆるがない英語力を培っておけば問題ありません。

英語学習を習慣化して、英語を聴く耳と速く正確に読む力を音読で、正しく書き、話せる力を語順訳で身につけましょう。