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大学入試改革(2)

まだ多くの大学が未定

東大は前回7月の発表における予定通りに、9月25日、外部民間試験を2020年度においては必須としない基本方針を公表しました。年内には入試出願要件に関する詳細を公表する予定とされています。

国立大学協会は2017年11月に民間試験の利用を基本方針とし、その利用についてのガイドラインを2018年3月に発表していますが、東大はこれに沿わない形となりました。

私立では、早稲田大学が政治経済学部などで共通テストと民間試験を利用する入試改革を5月末に発表しましたが、まだまだ他の私立大学は方針を発表していません。

今後しばらくは状況を見守る必要がありそうですが、試験まで後2年になる年末年始には多くの大学が方針を発表していると予測されます。コアでも大きな動きがあり次第ブログを更新する予定です。

前回の記事でお伝えした通り、英語が重要視される流れ自体は止まりようがありません。どのような力が必要になっても対応できるような英語力をコアで培っていきましょう。

 

 

再掲:英語は外部民間試験へ

現在の高校1年生が受験生になる2020年度より、センター試験が廃止され大学入試共通テストが実施されます。

英語は共通テストとして英検®、TEAP®、TOEIC®などの外部民間試験が導入される予定です。

移行措置期間は従来型のテストも並行して使用されますが、現在の小学6年生が受験生になる2024年度には英語は民間試験に一本化されることになっています。